歩く_草花_想う by tadashian

健康のためノルディックウォーキングに励むシニア、如何にして就業寿命を伸ばすか考える毎日と雑感

地域格差の人類史(2)

こんにちは、そして、こんばんは、ただっしゃん(@tadashian1)です。 当ブログにお立ち寄り頂き、誠にありがとうございます。

 

前回の記事の続きです。

 

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認知革命=神話(虚構)は今でも人を結束させています。 

神話・虚構・宗教・イデオロギー・ブランド・企業理念等は、人々を結束し続けています。

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1万2千年前に興った認知革命は今だに続いています。

アメリカ合衆国は「すべての人間は平等に作られている」「生命、自由、幸福を追求する権利を持つ」という神話によって建国されました。それ以前の帝国の王様はすべての人間は平等だなんて思っていませんでした。王様が一番偉く、臣下・貴族がいて平民がいて奴隷がいる封建制の時代はそれが当たり前だったのです。

ジョン・ロックがすべての人が平等だと主張したのです。これは当時としては少数派だったのです。「すべての人間は平等で独立しており、何人も他人の生命、健康、自由、あるいは財産を侵害すべきではない」

マルクスレーニン主義によるソビエト連邦は「労働者が資本家を打倒し、万人平等で豊かな世界を作る」という神話によって建国されました。

マルクスは『資本論』で、「一定の成熟の段階に達すれば、特定の歴史的形態は脱ぎ捨てられ、より高い一形態に席を譲る」と説いています。歴史を深く研究していたマルクスは、資本主義が未来においてどうなっていくのかを予測したのでした。

会社と会社が戦えば、会社が淘汰されていきます。これが世界全体に広がっていけば、資本主義は必然的に崩壊すると考えられていました。

マルクスの著作『経済学批判』の「序言」には、唯物史観が展開されています。

「人間は、その生活の社会的生産において、一定の、必然的な、彼らの意志から独立した関係、すなわち、彼らの物質的生産力の一定の発展段階に対応する生産関係を結ぶ。この生産関係の総体が、その社会の現実の土台をなす経済的構造を構成する。…人間の意識がその存在を規定するのではなく、反対に人間の社会的存在がその意識を規定する」

かつてのソ連の支配者層は「資本主義の方が優っていること」を知っていたのですが、外国には出られない一般国民には知らせず、小学校から大学まで「共産主義洗脳」を続けました。支配者は共産主義を信じてはいませんでしたが、「支配のための道具」として利用したのです。だから、ソ連崩壊時の支配者層は速やかに資本主義者になることができたのです。

また、Panasonic松下幸之助氏はPeace and Happiness through Prosperity(繁栄によって平和と幸福を)というミッション(神話)を掲げて世界的大企業を創り上げました。

だから、現代でも「神話(虚構)」によって、いかに多くの人を一体化できるかに、成功のカギがあると思います。(国家や企業において)

虚構というのは別にウソというわけではなく、「みんなが共有できる物語」だと思うのです。

冷戦終結後、ソ連の崩壊などにより資本主義が勝利したかのように思われていますが、近未来、特にコロナ後はどうなるか誰にもわかりません。

労働そのものを第一の目的として、個人が楽しんで働きながら、富が豊かに湧き出すような社会が理想かもしれません。それには、現代の資本主義の弊害も考えながら、自分の経済生活をながめ、過労死しないように注意しましょう。

 

だから、私たちは家畜・社畜のようになってはならないのです。支配されるための道具(イデオロギー)に洗脳されて、踊らされて、支配者の都合のいいように利用されてはいけないのです。支配者が何を考えているが知っている人間になって、上手く立ち回らなくてなならないと思うのです。

 

 

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