歩く_草花_想う by tadashian

健康のためノルディックウォーキングに励むシニア、如何にして就業寿命を伸ばすか考える毎日と雑感

迷惑メール・・・じゃなくて「男の服は普通がいい」当選しました 

こんにちは、ただっしゃん(@tadashian1)です。

 

 先日、以下のような「キャンペーン当選のお知らせ」というメールを受信しました。

support@hatena.zendesk.com
はてな】キャンペーン当選のお知らせ 03/25 (水) 15 KB 
 

##- 返信の際は、この行より上にご記入ください -##

株式会社はてなの齋藤と申します。
いつもはてなをご利用いただきありがとうございます。

このたびは、『結局、男の服は普通がいい 世界一かんたん、一生使えるオシャレの方程式』
のプレゼントキャンペーンにご応募いただき、誠にありがとうございました。
抽選の結果、見事当選されましたのでご連絡いたします。

 キャンペーンページ
https://blog.hatenablog.com/entry/2019/03/17/yamada

賞品といたしまして、「結局、男の服は普通がいい 世界一かんたん、一生使えるオシャレの方程式」をお贈りいたします。

つきましては、以下の専用フォームにアクセスしていただき、
送付先情報をご入力いただきますようお願いいたします。
ご入力いただいた情報は、商品発送以外には利用いたしませんのでご安心ください。

 送付先情報入力フォーム
https://www.hatena.ne.jp/info/prize?id=●●●●●

なお、専用フォームにアクセスできない場合は、
本メールに返信いただく形でご連絡くださっても結構です。
その場合は、下記の情報をお書きの上、ご返信ください。

  1. はてなID
    2.
    郵便番号
    3.
    ご送付先住所
    4.
    お受取人氏名
    5.
    お電話番号

ご返信締切について
2020
331日までにご連絡をいただけますようご協力をお願いいたします。
締切を過ぎますと当選権が失効いたしますのでご了承ください。

なお、当選を辞退なさりたい場合にもご連絡いただけますと幸いです。
どうぞよろしくお願いいたします。

  なに!当選?しかも「はてな」から?よくできた迷惑メールだなあ・・・と思いつつググってみました。

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はてな】キャンペーン書籍ご当選のお知らせ、の通知が来た - Mの ...

www.englishlearner-m.net › hatena-campaign-book-kyoto-sandwich
2019/06/01 - "はてなブログ"の書籍プレゼントに応募した。4月の上旬のこと。 賞品は『京都ご当地サンドイッチめぐり』という本。 blog.hatenablog.com 普段は、はてなブログの運営のページは殆ど見ないがたまたま見つけて応募した。 そして、ちょっと前に ...
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 すると、上記の、まさjug_m)さんのブログがヒットしました。これって本当に当選したんですね。(他人事のように・・・)
 え、ってことは・・・自分はキャンペーン応募していたんだ!!つまり、応募していたこと自体をすっかり忘れておりましたorz
 今までこういうキャンペーンに当たったためしがなっかたので、すっかり迷惑メールとばかり思っていました。以前、会社の情報セキュリティ課が実際に各拠点に仕事中、迷惑メールもどきを送付します。そして実際の社員の行動を評価するという訓練があったので、その記憶と勢いで迷惑メールだ!と自分で勝手に思い込んでしまっていました。
 

 当選したのはファッションアナリストの山田耕史さん著「結局、男の服は普通がいい」副題~世界一かんたん、一生使えるおしゃれの方程式~です。
 コロナ休暇の延長が続く(いつまで・・・泣)私には読書が本当に助かります。
しかも、オッサンが不得手のファッションです。なおさらなので速攻で、送付依頼の手続きをしました。本が着荷したその日に一気に読み終えました。
 私自身、ユニクロがメインで時々、GU・エディバウアーを着るくらいなので、ユニクロをメインにした「普通服」はとても新鮮で勉強になります。
 

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<a href="https://www.ac-illust.com/main/profile.php?id=gfOyLFcp&area=1">悠</a>さんによる<a href="https://www.ac-illust.com/">イラストAC</a>からのイラスト
 著者は「普通服」とはオックスフォードシャツ・チノパン・コンバースのオールスターとしています。「普通服」は「白いごはん」のような存在だとして、それに「中華」「和食」「イタリアン」等の味付けをすべく、ファッションのジャンル分けをしています。
 メンズファッションの定番ジャンルとして、アメカジ・アウトドア・ストリート・ロック・ビジカジ(ビジネスカジュアル)と分けられます。
 「普通服」を基本にして少しずつ各ジャンルを味付けてコーディネートすればファッションはもっともっと楽しくなるでしょうね。
 一つだけ、イケてないオッサンとして気を付けなくてはならないのは、ダメージデニムをオッサンが穿くとただの「ヨゴレ」になってしまう可能性があるので、気を付けないといけません。
 
 オシャレの定義は、著者はその人が好きなものや、その人の毎日の生活そのものが、その人らしさとして表れていることこそが、本当のオシャレとしています。
 
 追伸:株式会社はてなの齋藤様、迷惑メールだなんて思ってしまって申し訳ありませんでした。「結局、男の服は普通がいい」とても参考になりました。ありがとうございました。

体温計も・・・そしてリスク対応

こんにちは、ただっしゃん(@tadashian1)です。


 先日より会社から出勤前に体温を測って出社するようにと通達がありました。(37.5度以上の場合は会社に連絡の上、出勤不可のようです。あまり出勤していないのですけど・・・)それで久々に体温計を取り出し、体温を測ろうとするけど液晶表示がでない。(汗)どうやら電池切れのようです。

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<a href="https://www.photo-ac.com/profile/803008">momo105</a>さんによる<a href="https://www.photo-ac.com/">写真AC</a>からの写真

 近くの電気店・コンビニ・スーパー・ドラッグストアに電池を買いに行くと、な、なんと、体温計用のボタン電池(型式LR-41)だけがない!!(他のボタン電池はあるのに)それと体温計も(でも婦人用の体温計はありましたけど・・・)ない!

 品薄はマスクそしてトイレットペーパーに続き体温計までも・・・

 

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 まあ、考えてみると多くの会社で出社前に体温を測るとなると体温計が品薄になるのはわからない事もないですけど・・・でもAmazonで体温計との電池を購入しました。在庫あったみたいです。(ほっと一安心)体温計はここだけの問題なのかもしれませんね。これを機会にマイ体温計を購入する人がいたのかもしれません。(私のような・・・)

 

オムロン 電子体温計 MC-687

オムロン 電子体温計 MC-687

  • メディア: ヘルスケア&ケア用品
 

 

 

 あと、施設に入れている母親と春のお彼岸で父親と一緒にお墓参りに行こうとしたら、母親は施設から外出禁止とのことでした。父親と私とでマスクをしての雑談です。それも身内だから、会える事ができたそうです。後から聞いたことですが、ケアマネージャーは会う事も出来なかったそうです。

 母親と一緒にお墓参りにも行くことが出来ませんでした(泣)。完全に母親のような施設にいる認知症の高齢者は隔離状態なのです。

 問題は私自身です。3月は有給休暇消化でしのいだのですが、4月以降は休業手当でなんとかなりそうです。が、コロナウイルス感染症予防の休暇の延長が6月以降も長引けば、リストラの可能性も・・・現実味を帯びてくるかもしれません。退職者の再雇用者(契約社員)は真っ先にリストアップされるでしょうから。

 日本はここまではしてくれないかもしれませんし・・・

 安倍首相の今日の会見では長期戦も覚悟してとのことなので、自分の身の振りも考えなくてはいけなくなりそうです。

 シルバー人材センターでの仕事に少しづつシフトしなくては、いけなくなるかもしれません。こういう時こそいろいろなスキルが必要な時かもしれませんね。

 今更ながら人生にはリスクがつきものです。一般に私のようなオッサン世代の遭遇しそうなリスクは、いっぱいあります。倒産、リストラ、想定外の異動・転勤・転籍、熟年離婚、親の介護、病気・けが、親などの家族との死別、災害、詐欺・事故、市況変動による株・土地等の財産の目減り、などなど。

 リスクには大きく分けて二つ、あると思います。一つは予想・予測・準備ができること。もう一つは、予測できないことです。

 前もって予測して、予防策を考えたりして、何かしら準備をしておくためには、まだまだ皆さんのように元気で安定した収入があるうちに着手しておくことが大切だと思います。経営と同じで、人生もリスクマネジメントが必要かもしれませんね。

 今回のコロナショックは予測することが難しいと言えます。突然、人生の方向転換や変革を求められた時、多くの人は戸惑い、まるで未来が来なくなるのではという想いにかられると思います。

 私の住んでいる田舎の地方都市でもいろんなところで影響が出始めています。今までの何気ない普通の平和な日常がいかに大事なものだったか、ひしひしと感じる今日この頃です。

 

 ありきたりで申し訳ないのですが、人によって事態への対応の仕方は様々かもしれません。が、現実を受け止めて、それでも、それでも、前向きに未来を見出そうとすることが大切だと思います。その意識がリスクを小さくすると思いますので。

いきなりステーキ、いきなり閉店

こんにちは、ただっしゃん(@tadashian1)です。

 

 本日の朝、散髪に行って、ご主人より「いきなりステーキ○○店閉店するそうですよ」と、いきなり聞きました。えー、寝耳に水・・・いや少し、予想はしていましたけど、と思いつつ、心配なのは肉マネーの残・・・2,300円也・・・早く使い切ってしまわねば、少しアセります(セコっ!)

 行きつけのいきなりステーキのお店に行くと、いきなり、いや小さく貼り紙が・・・肉マネーチャージ終了します、今月31日で閉店しますので、と・・・

 全然聞いてないのに、まさか本当に、その名の通り「いきなりステーキ、いきなり閉店」になってしまうとは・・・。聞くと、わたしが通ったお店は直営店ではなく、フランチャイズ店とのことでした。

 コロナ騒ぎの前から心配はしていました、でもそれが現実のものになってしまったわけです。

 

いきなりステーキのペッパーフード、「継続企業の前提注記」が付く 新型コロナ影響で売上高減少、資金繰りに懸念
ねとらぼ - ITmedia·19時間前
 

 

 ステーキ店「いきなり!ステーキ」などを展開する外食企業のペッパーフードサービス東証1部)は3月25日、2019年12月期有価証券報告書に「継続企業の前提に関する事項」の注記(GC注記)を行うと発表しました。

 新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、3月以降、「来店客が顕著に減少し、売上高が著しく減少」している状況。回復には一定の期間が必要な見通しとなり、営業債務や借入金の返済などの資金繰りに懸念が生じているとのことです。

 「いきなり!ステーキ」の落ち込みで経営不振に陥った同社は、1月には新株予約権(行使価格修正条項付き)を発行して資金調達に目処を付けていました。ところが新型コロナウイルスの影響で株式市場が混乱し、同社の株価も大幅に下落。新株予約権の下限行使価格を下回って推移し、資金調達が期待できないとしています。  

 

 コロナショックの外食産業への影響は計り知れないものがあると思います。今は世の中が外出を控える傾向にあるので、厳しい状況はまだまだ続くと思います。

 私の行きつけの店舗だけの閉店だけならまだしも、資金繰りが窮すれば、「いきなり倒産」あるのでないかと思ってしまいます。

 

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 確かに以前のように頻繁に行くことはなくなったのですが、たまに、「無性にステーキが食べたい!!」という強い衝動にかられた時、利用していました。なので、残念で仕方ありません。

 行きつけの近場の「いきなりステーキ」店が閉店してしまうので、ますます足が遠のいてしまいそうです。近隣では車で1時間弱のところにあるのですが、そこまでして行こうとは思わないのが実情なのです。

 新型コロナウイルス感染症の終息と外食需要の回復にはまだまだ時間がかかりそうですね。外食産業全般に言えるかもしれませんが青色吐息の状態なのかもしれません。これからの外食産業は体力勝負と持久戦と言えるかもしれません。

  
 いきなりステーキさんには、こんなビジネスモデルがあるんだと、当初は感激したものでした。
 オーダーを受けた後、グラム単位の量り売り、客の目の前でステーキをカットします。これはステーキの提供システムとして特許申請して、登録されたのですね。またステーキの立ち食い、原価率60%、メニューの少なさ等、当時としては非常識とも思えるビジネスモデルに驚嘆しました。もちろん、現在はこのビジネスモデルは多店舗戦略によりかなり形を変えてしまったですけど・・・
 もちろん、一瀬社長にはまだまだ頑張って続けていってほしいと願っています。
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 肉マネーの残りをすべて使うべく、久々にCABアンガス牛サーロインステーキ300グラムを食べました。柔らかくて美味しかったですね。店員さんとも顔馴染みだったのですが、なんか名残惜しかったですね。精算時に「美味しかったです。今までありがとうございました。」とこちらからも頭を下げました。
 でも、いきなりステーキさん、まだまだ続けてくださいね、応援していますので。

アメリカと中国と

 こんにちは、ただっしゃん(@tadashian1)です。

 

***ウォーキングイベントが次から次へと中止になって、再開が待ち遠しい、そして自身の勤務体制も早く正常になってほしい、今日この頃です。***

 

 「中国の隠蔽体質が世界の新型コロナウイルスの対応に遅れ及ぼした」とのアメリカの批判やトランプ大統領の「中国ウイルス」発言に対して中国外務省の報道官がツイッターで「アメリカでの感染はいつ発生し、何人が感染したのか。アメリカは透明性を持ちデータを示して説明をせよ。武漢に感染を持ち込んだのはアメリカ軍かもしれない。」と投稿したそうですね。

 

 武漢で世界軍人体育大会という行事が去年10月おこなわれたそうです。その時、参加したアメリカ軍がウイルスを拡散させた可能性がある、と主張しているそうです。けど、それに関する中国側の科学的な根拠は何も示してないみたいです。

 

 でも、中国は国民を洗脳しまくると思います。中国人14億人にとっては、「米軍起源説」が「常識」になってしまう可能性があるかもしれませんね。日本人の常識は中国には通用しないと思いますので・・・

 

 3月初めに新華社通信は「正々堂々と言う、世界は中国に感謝すべきだ」と言いましたもんね。「中国の巨大な犠牲や努力なくして、世界各国は感染と戦う貴重な時間を得ることはできなかった」と言ってのけたくらいですから。先に感染と戦った中国はその姿を見せているんだ、他の世界各国がウイルス対策を準備する時間を稼いでやった、というのです。感染が広がったのは、各国が中国の経験や教訓を重視しなかったからだ、という論理になるわけですよね。

 

 だから「世界は中国に感謝すべきだ」なんだそうです。見事なまでの 徹底的した「中国ファースト=中華」です。

 

 新型コロナウイルスが正式(?)に発生した2月はじめ、複数の国が「中国全土からの渡航を制限する」ことにしました。日本は「大ごとにしないでほしい」という中国政府の要求で渡航制限は武漢のある湖北省だけとしましたよね。

 

 その結果が、 韓国、イラン、イタリアの現状です。 爆発的に感染者が増えた国々は、いずれも「中国との交流が盛んな国」ですよね。イタリアはG7で唯一中国の巨大経済圏構想「一帯一路」に参加し中国との交流が拡大していて、それが感染拡大の一因ともみられますもんね。一方、中国と国境を接していても、すぐに中国からの渡航を禁止したモンゴルは、3月19日時点で6人しか感染者がいません。この違いは一体何なんでしょうかね?

 

  新型コロナウイルスは、武漢→中国全土→全世界という経路で広がってしまいました。 だから、初期の段階で中国全土からの渡航を制限すれば、流行を防げたであろうことは、私のような医療の専門家でなくてもわかります。如何せん経済・観光等、日本は中国頼みの部分もありますしね。

 

 なんだか、この状況、14世紀のモンゴル帝国(現在のモンゴルの事ではありません)のユーラシア大陸統一時のヨーロッパにおけるペストの大流行を思い起こさせます。原因も症状も致死率も全然違うのですけど・・・

  

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 しかし、日本政府は中国の要求を呑んで、それをしなかった・・・のかな。すみません、ここは私は詳しくわかりません。だけどその後、日本で感染経路のわからない感染者が続々とあらわれてきました。すると、中国はどう動いたでしょうか?2月末、中国は、日本からの入国制限を開始しましたよね。天安門の時もそうでしたが、「恩を仇で返す」とはこのことかなあ・・・その後、中国は反日教育始めましたもんね。でも、私には、中国指導者への怒りはないです。 だって彼らがそうすることは、わかりますもん。

  私は悲しみが、何度も何度もだまされつづける日本政府、 過去の失敗から何も学ばない日本政府に向かいます。安倍総理は、是非今回の大災難から学んでいただきたいと思います。トランプ大統領習近平国家主席との対応はとても大変だと思いますけど・・・

 でも、日本は情報戦を戦いながらも、どこの国とも仲良くしていかなければならないと思います。八方美人と言われてもいいのです。世界的な孤立だけは避けなければなりません。それが日本の生きる道だと思いますので・・・

  自宅の庭のすももの花です。
 「100日後に死ぬワニ」のラストじゃないですけど、桜の満開ももうすぐですし・・・
 春よ、早く来てほしいです。
 

 

コロナウイルス休暇_延長(>_<)

こんにちは、ただっしゃん(@tadashian1)です。

 

***コロナウイルス休暇_延長です、ここまで続くとは正直驚く、今日この頃です***

 いつまで続くのやら・・・こんなに長い休暇は学生の時以来40年振りです。出勤の見通しが使いないのは、ホントつらいです。

 休暇について改めて厚労省のHPで、新型コロナウイルス関連における労働者を休ませる場合(企業の方向け)令和2年3月18日版:Q&A項目4を確認してみました。

  https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/dengue_fever_qa_00018.html より

労働者を休ませる場合の措置(休業手当、特別休暇)

<休業させる場合の留意点>
問1 新型コロナウイルスに関連して労働者を休業させる場合どのようなことに気をつければよいのでしょうか。

 新型コロナウイルスに関連して労働者を休業させる場合、欠勤中の賃金の取り扱いについては、労使で十分に話し合っていただき、労使が協力して、労働者が安心して休暇を取得できる体制を整えていただくようお願いします。
 なお、賃金の支払いの必要性の有無などについては、個別事案ごとに諸事情を総合的に勘案するべきですが、労働基準法第26条では、使用者の責に帰すべき事由による休業の場合には、使用者は、休業期間中の休業手当(平均賃金の100分の60以上)を支払わなければならないとされています。

  つまり、会社は新型コロナウイルスに関連する休業期間中に関して、平均賃金の6割以上(休業手当)を支払わなければならないという事になっています。労使で十分に話し合ってとありますが、労働組合がないところは、会社の意向が強くならざるを得ないと思います。

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<a href="https://www.photo-ac.com/profile/532646">紺色らいおん</a>さんによる<a href="https://www.photo-ac.com/">写真AC</a>からの写真

<感染した方を休業させる場合>
問2 労働者が新型コロナウイルスに感染したため休業させる場合、休業手当はどのようにすべきですか。

 新型コロナウイルスに感染しており、都道府県知事が行う就業制限により労働者が休業する場合は、一般的には「使用者の責に帰すべき事由による休業」に該当しないと考えられますので、休業手当を支払う必要はありません。
 なお、被用者保険に加入されている方であれば、要件を満たせば、各保険者から傷病手当金が支給されます。

 確かに感染したのは、個人の責任と言う事でしょうけど、業務中にやむを得ず感染した場合(証明することが困難・・・かな)は使用者の責に帰すべき事由に該当すると思うけど・・・

<感染が疑われる方を休業させる場合>
問3 新型コロナウイルスへの感染が疑われる方について、休業手当の支払いは必要ですか。

 感染が疑われる方への対応は「新型コロナウイルスに関するQ&A(一般の方向け)問28「熱や咳があります。どうしたらよいでしょうか?」をご覧ください。
 これに基づき、「帰国者・接触者相談センター」でのご相談の結果を踏まえても、職務の継続が可能である方について、使用者の自主的判断で休業させる場合には、一般的に「使用者の責に帰すべき事由による休業」に当てはまり、休業手当を支払う必要があります。

 これも仕事が継続可の人に限って、会社の判断で休ませるなら休業手当を払ってね、ということになりますね。

<発熱などがある方の自主休業>
問4 労働者が発熱などの症状があるため自主的に休んでいます。休業手当の支払いは必要ですか。

 会社を休んでいただくよう呼びかけをさせていただいているところですが、新型コロナウイルスかどうか分からない時点で、発熱などの症状があるため労働者が自主的に休まれる場合は、通常の病欠と同様に取り扱っていただき、病気休暇制度を活用することなどが考えられます。
 一方、例えば発熱などの症状があることのみをもって一律に労働者に休んでいただく措置をとる場合のように、使用者の自主的な判断で休業させる場合は、一般的には「使用者の責に帰すべき事由による休業」に当てはまり、休業手当を支払う必要があります。

これも同様で、会社の判断で休ませる場合。休業手当の支払い義務が発生しますね。

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<a href="https://www.photo-ac.com/profile/1831514">ヘイヘイ</a>さんによる<a href="https://www.photo-ac.com/">写真AC</a>からの写真

<事業の休止に伴う休業>
問5 新型コロナウイルス感染症によって、事業の休止などを余儀なくされ、やむを得ず休業とする場合等にどのようなことに心がければよいのでしょうか。

 今回の新型コロナウイルス感染症により、事業の休止などを余儀なくされた場合において、労働者を休業させるときには、労使がよく話し合って労働者の不利益を回避するように努力することが大切です。
 また、労働基準法第26条では、使用者の責に帰すべき事由による休業の場合には、使用者は、休業期間中の休業手当(平均賃金の100分の60以上)を支払わなければならないとされています。休業手当の支払いについて、不可抗力による休業の場合は、使用者に休業手当の支払義務はありません。
 具体的には、例えば、海外の取引先が新型コロナウイルス感染症を受け事業を休止したことに伴う事業の休止である場合には、当該取引先への依存の程度、他の代替手段の可能性、事業休止からの期間、使用者としての休業回避のための具体的努力等を総合的に勘案し、判断する必要があると考えられます。

 問題はここだと思います。そもそも、事業休止に追い込まれ、結果、そののち、倒産でもしようものなら、休業手当云々の問題ではなくなるわけですから。

<休業手当の支払いが不要な場合の賃金>
問6 新型コロナウイルス感染症に関連して労働者を休業させ、休業手当の支払いが不要である場合について、労働者に対する賃金の支払いは不要でしょうか。

 そもそも、事業主は、その雇用する労働者のうち、特に配慮を必要とする方について、その事情を考慮して対策を行う等して労働条件の改善に努めなければならないものであり、これは新型コロナウイルス感染症に関連して労働者に休んでいただく場合も同様です。
 そのため、新型コロナウイルス感染症に関連して労働者を休業させ、労働基準法の休業手当の支払いが不要である場合についても、労使の話し合いのうえ、就業規則等により休業させたことに対する手当を支払うことを定めていただくことが望ましいものです。

 新型コロナウイルス感染症対策云々抜きにして、有給の特別休暇制度は導入すべきと考えています。

年次有給休暇と病気休暇の取り扱い>
問7 新型コロナウイルスに感染している疑いのある労働者について、一律に年次有給休暇を取得したこととする取り扱いは、労働基準法上問題はありませんか。病気休暇を取得したこととする場合はどのようになりますか。

 年次有給休暇は、原則として労働者の請求する時季に与えなければならないものなので、使用者が一方的に取得させることはできません。事業場で任意に設けられた病気休暇により対応する場合は、事業場の就業規則などの規定に照らし適切に取り扱ってください。

 注意しなければいけないのは、年次有給休暇は、会社が一方的に取得させることはできない、ということです。

<パートタイム労働者等への適用について>
問8 パートタイム労働者、派遣労働者、有期契約労働者などの方についても、休業手当の支払いや年次有給休暇の付与は必要でしょうか。

 労働基準法上の労働者であれば、パートタイム労働者、派遣労働者、有期契約労働者など、多様な働き方で働く方も含めて、休業手当の支払いや年次有給休暇付与が必要となっております。

 私の場合、定年後の再雇用、つまり有期契約労働者となるので、このあたりがとても微妙です。契約社員・パート・派遣社員は立場的に弱いですから。

<特別休暇の導入の手続>
問9 新型コロナウイルスに関連して、労働者が安心して休めるよう、有給の特別休暇制度を設けたいと考えています。制度を設けるに当たっての具体的な手続はどのようになりますか。

労使の話し合いによって、事業場で有給の特別休暇制度を設けることができます。 その場合には、労働者が安心して休めるよう、就業規則に定めるなどにより、労働者に周知していただくことが重要です。
就業規則の定め方など、導入に当たっての具体的なご相談は、都道府県労働局の雇用環境・均等部(室)の「働き方・休み方改善コンサルタント」が受け付けております。
都道府県労働局雇用環境・均等部(室)

また、今般の新型コロナウイルス感染症対策として、新たに特別休暇の規定を整備した中小企業事業主を支援するため、既に令和2年度の受付を終了していた時間外労働等改善助成金(職場意識改善コース)について、新たに特例的なコースを設け、3月9日(月)より申請の受付を開始しました。

 就業規則において特別休暇の規定のある会社であれば、特別休暇を取得できればそれに越したことはないと思われます。

 一度は終了した時間外労働等改善助成金については、特例的にコース(テレワークコース:テレワーク導入・職場意識改善コース:特別休暇の規定整備)を再開しているようですね。

 また、小学校等の臨時休業に伴う保護者の休暇取得支援のための新たな助成金の創設も開始されたようですね。

https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/koyou_roudou/koyou/kyufukin/pageL07_00002.html

 

 いずれにして、新型コロナウイルスの終息宣言が待たれます。新規の患者を「0」に抑えてなおかつ、2週間くらいは患者の発生「0」が条件になると思われますけど・・

「劣化するオッサン社会の処方箋」を読んで_その弐

こんにちは、ただっしゃん(@tadashian1)です。

 

***毎朝のノルディックウォーキングで、すれ違うランナー・ウォーカーが少なくなったような気がして・・・そして、サザエさんを観てなんかほっとする今日この頃です。***

 

前回「劣化するオッサン社会の処方箋」のまとめを記しました。
①組織のトップは世代交代を経るごとに劣化する
②オッサンは尊重すべきだという幻想を捨てよう
③オピニオンとエグジットを活用してオッサンに圧力をかけよう
④美意識と知的戦闘力を高めてモビリティを獲得しょう
 

 このそれぞれの項目に対してもう少し掘り下げたいということと、オッサンに向けてのエールを・・・と思い、続きを記しました。お付き合いください。

①組織のトップは世代交代を経るごとに劣化する

 企業を起業して、成長させるのは一流の人材しかできないことですが、組織が成長して人員が増加すればするほど、採用のエラーや人材の枯渇等で三流の人材が増えることになります。そのうえでさらに二流の人は一流の人を見抜けますが、三流の人は一流の人間を見抜けず、二流の人間は一流にコンプレックスを抱いたいてこれを疎んじます。そのため、一度でも二流の人材がトップにつけば、以降、その組織のトップに一流が付くことなく、人材のクオリティは世代交代を繰り返すたびに三流の平均値へと収斂していくことになるをしています。ここに関しては、人材のなにをもって一流・二流・三流とするのか、曖昧な部分があるなと、私は思っています。

 組織の人材クオリティが、世代交代を経るごとにエントロピー増大(統計力学においる「乱雑さ」:私なりに解釈すると、三流の増大)の影響を受けて三流の平均値に収斂します。つまり、長く続いる大企業であればあるほど、リーダーシップのクオリティが劣化している可能性が高い、としています。これは私も同感です。

 これに関する興味深いトピックが2018年6月、1896年の開始以来、ダウ平均株価の構成銘柄であり続けた最後の企業であるGE(ゼネラルエレクトリック:あのエジソンが祖の企業)が外れたことの話題を上げています。現象面だけをみれば、100年以上「代表的な企業」であり続けることは不可能だとの証明だとしています。

 

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<a href="https://www.photo-ac.com/profile/400165">Dunhill</a>さんによる<a href="https://www.photo-ac.com/">写真AC</a>からの写真

②オッサンは尊重すべきだという幻想を捨てよう

 かつて人類は「何百年もの間、ライフスタイルがほとんど変わらない」時代を過ごしてきました。このような時期は、オッサンたちが有する過去の経験や知識は、コミュニティや組織の存続にはとても貴重であり、「長く生きている」人々が尊重されたのも合理的であったといえます。

 しかし、現代のように環境変化が早く、過去の知識や経験が陳腐化が進む時代にあっては「長く生きている」ことの価値は低下していきます。それどころか「昔取った杵柄」よろしく、不良債権化した知識や経験を振りかざすとむしろ「老害」をなす存在になる、と言っています。

 そのような「権力だけは与えられたけれども、まともな知性を育んでこなかった」オッサンたちが、この国の各所のポジションにしがみつき、配下の中堅・若手を振り回して彼らの人生を無為に消耗させています。だから、単に年長者だからという理由だけで、その人を尊敬し、彼らの意見や行動に対しておもねって従う理由はないとしています。私もそう思います。

 重要なのは、その人の意見や行動が、自分の判断基準に照らして「真・善・美」であるかどうかであり、そうでないのであれば、恭順する必要はないとしています。

 

③オピニオンとエグジットを活用してオッサンに圧力をかけよう

 劣化したオッサンがここまで大量に出現した最大の理由は、部下からのフィードバックがなかったことだとしています。私はこれは単純に団塊の世代の絶対数の多さもあると思います。

 そのフィードバックには相手がおかしい、間違っていると思った時はそれを声に出して意見するオピニオンが大事としています。またもう一つはその場から退出すること、エグジットも手段のひとつとしています。

 著書は一連の不祥事を起こした企業に身を置きながら、オピニオンもエグジットもせず、ただ、ダラダラとその日の糧を得ているということは、これらの不祥事に自分も加担している。それらを主導した権力者をも支持しているということに他ならない、と言い放っています。これは私には少し耳に痛い感じです。定年までその日その日をやり過ごすだけで精いっぱいだったのです。(完全な言い訳です・・・)

 

④美意識と知的戦闘力を高めてモビリティを獲得しょう

 そのような状態を避けるには「モビリティ」が必要だとしています。つまり、どこでも生きられる、誰とでも働けるという自信が、オピニオンとエグジットの活用へとつながり、これが権力を牽制する力となるとしています。

 モビリティを高めるためには、「会社以外で通用するスキル」と「会社の外に開かれたネットワーク」が重要だとしています。これは私も大いに賛成です。

 この2つを獲得して、育てるには「良質な仕事体験」と「社外での活動」となります。社外でも通用するようなスキルや知識の獲得は、良質な業務体験と良質なコーチングによってなされます。その人の信用というのは、ストレスのかかる状況下で、そのような判断や言動をとるかを観察しなければ生まれません。「ストレスのかかった状態」というのは、やはり仕事を通じてしかえられない、としています。私の拙い経験からもその通りだと思います。

 

  さんざん「オッサン」をディスってきた本書ですが、最後に「オッサン」にエールを送っています。なぜなら、オッサンが輝いていない社会は暗いものにならざるを得ないとしています。

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<a href="https://www.photo-ac.com/profile/532646">紺色らいおん</a>さんによる<a href="https://www.photo-ac.com/">写真AC</a>からの写真

 人生が100年になんなんとする時代にあって、壮年から老年にかけての時期が素晴らしいものでないとしたら、私たちの人生はとても暗いものになってしまいます。だから、社会的意義として「オッサンは輝かなくてはいけない」と筆者は述べています。

 では、どうすれば輝けるのか、その一つとして、サーバントリーダーシップ(部下の奉仕を心がけるリーダーシップ)の発揮と学び直しによる自分自身の社会的位置づけをパラダイムシフトすることを著者は挙げています。まさに自分が思っていることそのものです。

 なにかをやりたいやりたいといつも言っているくせに、結局何も始めない人に共通しているのが「もう遅すぎる」という言い訳です。なにかを始めるのに遅すぎるということはあり得ません。これは私も強調して、協調したいと思います。

 

 著者は最後に、年をとっただけで「老いる」ということはありません。つまり、「オッサン」というのは、好奇心を失い、謙虚さも失い、驚きながら学び続けるという姿勢を失ってしまった人たちの事を言う、としています。

 

 「劣化するオッサン社会の処方箋」は私たち一人ひとりが謙虚な気持ちで新しいモノゴトを積極的に学び続ける、ということ、私もこれに尽きると思います。

 

 

「劣化するオッサン社会の処方箋」を読んで

こんにちは、ただっしゃん(@tadashian1)です。

 

***毎朝のノルディックウォーキングで、コースの道端に多くのマスクが捨てられていることに驚く、今日この頃です。***

 

 予想通りWHOはパンデミック宣言をしました。コロナウイルス感染症の広がりは日本においては今、山場を迎えていると思います。そんな中先日こんなニュースが・・・

 


横浜で1人感染 エジプトから帰国後発熱 スポーツジム5回利用 ...

www3.nhk.or.jp › NHKニューストップ › 社会ニュース一覧
6 日前 - 横浜市に住む70代の男性が新型コロナウイルス感染していることが新たにわかりました。男性はエジプトから帰国して発熱などの症状が出たあと、市内のスポーツジムを5回利用していたということで、市は濃厚接触者や感染経路を調べる ...

横浜市に住む70代の男性が新型コロナウイルスに感染していることが新たにわかりました。男性はエジプトから帰国して発熱などの症状が出たあと、市内のスポーツジムを5回利用していたということで、市は濃厚接触者や感染経路を調べることにしています。

横浜市によりますと男性は、先月23日までエジプトに旅行し、帰国後の25日に発熱などの症状が出て、その後、いったんおさまったものの、再び悪化して医療機関に入院し、5日、陽性と確認されました。

男性は症状が出たあと横浜市港北区の商業施設にあるスポーツクラブ「セントラルウェルネスクラブトレッサ(大倉山)」を5回利用していたということです。

具体的には、先月25日、26日、27日、29日、今月1日です。

スポーツクラブは各地で感染が広がる中、今月3日から休業していて、施設を消毒しているということです。

横浜市によりますと、スポーツクラブは1日に500人から600人が利用するということで、男性と同じ時間帯に利用した人に週明けには注意喚起する手紙を送る予定で、濃厚接触者や感染経路について調べることにしています。

確か、最終的には濃厚接触者は1400人を超えていました。

 70代のいいオトナがどうしてこんなことをするのでしょうか。この記事を見るにつけ以前に読んだ本を思い出しました。

山口周さん著「劣化するオッサン社会の処方箋」~なぜ一流は三流に牛耳られるのか~
帯には「いいオトナによる下劣な悪事の数々は必然的に起きている!」とあります。
 年齢的には完璧に私はオッサンの一人なのですが、どのような分析をしているのか興味が湧いたので購読してみました。
 
 はじめに「オッサン」の定義から
  1:古い価値観の凝り固まり、新しい価値観を拒否する
  2:過去の成功体験に執着し、既得権益を手放さない
  3:階層序列の意識が強く、目上の者に媚び、目下の者を軽く見る
  4:よそ者や異質なものに不寛容で排他的
 
 つまり、「オジサン」に該当しない年代の人であっても「オッサン化」している人はいくらでもいると著者は言い切っています。つまり、このような傍若無人な振る舞いをして自らを省みない人々で「中高年の男性=オッサン」全体に適用されるものではないと断言しています。(少し、安心)
 現在の50代・60代の「オッサン」たちは、「いい学校を卒業して大企業に就職すれば、一生豊かで幸福に暮らせる、という昭和後期の幻想」の喪失以前に社会適応してしまった「最後の世代」だという点、と言っています。これは私もそう思います。
 現在の「劣化したオッサン」たちは20代・30代をバブル景気の社会システム幻想つまり、「会社や社会が示すシステムに乗っかってさえいれば、豊かで幸福な人生が送れる」という幻想のなかで過ごして来たとしています。これが人格形成に決定的な影響を与えたとしています。
 つまり、上記の幻想喪失前の20代という「社会は人生に向き合う基本態度=人格のOSを確立する重要な時期」を過ごしたのちに、社会からそれを反故にされた世代なのだと。考えれば、彼らが社会や会社に対して「約束が違う」と恨みを抱えてもおかしくないとして、筆者は少し同情しています。
 続いて、筆者は「組織のリーダーは構造的・宿命的に経時劣化する」としています。これは「数」がパワーとなる現代の市場や組織において構造的に最初に権力を得るのは、いつも大量にいる3流から指示される2流と言っています。
 「数」の勝負に勝とうと思えば、3流にウケなければならず、資本主義がこれだけ膨大な労力と資源を使いながら、ここまで不毛な文化しか生み出せない理由はここにあるとしています。
 現在のように「劣化したオッサン」をトップに据えてしまえば、周囲に残るのは忖度によってなんとか権力のおこぼれにあずかろうとする「劣化したオッサン」ばかりとなり、一流の人材が組織のトップに返り咲く可能性は限りなくゼロに近くなるとしています。
 そうなるとカギは40代以下の世代の運動ということになります。実際に明治維新・太平洋戦争終戦後において、社会システムの再構築にリーダーシップを発揮したのは主に40代以下の中堅・若手だったそうです。
 劣化したオッサンのもとで納得できない理不尽な仕事を押し付けられている立場にある人はオピニオン(おかしいと思うことはおかしいと意見すること)とエグジット(権力者の影響下から脱出すること)という武器を意識してほしいと述べています。
 筆者はどのような場所でも生きていけるためにスキル・知識を獲得する、今いる場所を「いつでも出ていける」ような状態にするために学び続ける、という意識が重要としています。
 そして、筆者は年長者は本当に偉いのかとのキモの部分に迫ります。「経験の蓄積=判断力の向上」とは言えないとし、環境がどんどん変化するなかで発生する未曾有の問題に対して、より根元的な人間性や道徳といった立脚点に根差して、その人らしい正しい判断をして行くには、なにより「教養」が必要だとしています。
 また、そもそも画期的なアイデアを生み出す人は若い人が多いとしています。単に年を食っている、経験年数が長いというだけではドヤ顔のできない時代がやってきつつあると述べています。私もその通りだと思います。

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<a href="https://www.photo-ac.com/profile/2019477">jiro045</a>さんによる<a href="https://www.photo-ac.com/">写真AC</a>からの写真
画像は関係ないですけど、タイトル:オッサンカンガルー・・・です。
 
 「年長者は敬うべきだ」という規範に対しては、原始時代から情報時代までの間、組織やコミュニティにとって年長者というのは一種の「データベース」だった、と言い切っています。ただ、現在のような社会変化のスピードの速さ、グーグルを代表する「情報の普遍化」と高齢者の急速な増加がものすごい勢いで進んでいる社会は年長者の価値を相対的に下げているとしています。
 この変化の激しい時代においても、これから先、長いこと有用な知識や情報を学びたければ、その知識や情報が活用されてきた期間に注目して、これを教養と呼んでいるとしています。
 同じ仕事を30年続けている言う人は「30年の経験がある」と主張したがるかもしれませんが、実際は1年の経験から学び、あとは29年間繰り返した」と言い換える・・・確かに私もそうだと思います。
 経験の多様性とは、いろんな仕事を、いろんな人たちと、いろんなやり方でやった方がいいです。これが良質な体験をもたらし、学習を駆動することになるとしています。
 筆者は経団連は「劣化するオッサン」の象徴で昭和日本型の採用・雇用習慣が、オトナの成長を大きく阻害する要因として働いている、とまで言い切っています。
 昨今の「劣化したオッサン」による各種の傍若無人な振る舞いはまさに終焉しようとしている権力システムがあげている断末魔の叫びとしています。
 ただ、若年層のなかで、「本を読まない人が」があまりに多いとし、実際、4~5割の20代・30代は1か月に一冊も本を読んでいなく、これが続けば、「劣化したオッサン」以上に劣化した「ゾンビオッサン」が生まれると警告しています。
 
著書は、まとめとして
①組織のトップは世代交代を経るごとに劣化する
②オッサンは尊重すべきだという幻想を捨てよう
③オピニオンとエグジットを活用してオッサンに圧力をかけよう
④美意識と知的戦闘力を高めてモビリティを獲得しょう
 

 これを読み直して、私(オッサン予備軍)はもっともっと「チャレンジ」しないと、と心に強く想いました。